この夏、那覇の港に巨大な姿を現して話題を呼んだクルーズ船、ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(13万7276トン)。外国客が3500人以上も乗っていて、入国審査をいかにスムーズにできるかが課題だったが、下船までの時間は約90分に半減した。法務省入国管理局(入管)が、顔写真の撮影がいらない制度を適用したり、入国審査官が乗客とともに乗船し、到着までに洋上でできる手続きを済ませたりしていた。入管は今回の対応を試験的な取り組みとするが、地元は継続的な取り組みを求めている。(粟国雄一郎)
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