県教育庁が、小中学校の教科書を選ぶ県内6地区の採択地区協議会に対し、来年度、教科書採択の在り方などを定めた規約の見直しを求めることが11日、分かった。昨年、八重山地区の中学校公民教科書選定で石垣・竹富・与那国の3市町が選んだ教科書が一致せず混乱したことから、新しい規約では教科書が一本化できなかった場合の対応を明確にするなど指導。教科書を審議する委員には、行政関係者に偏らない人材を求めることなど、規定を細かく定めて信頼性の高い教科書選びを目指す。
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