先日、民放のテレビ番組を見ていると、「おいしい“外道”が人気」と題してマイナー魚がビジネスの表舞台に立っていると報道されていた。注目してリポートの中身を追っているとイトヨリダイ(イジュキン)やレンコダイ(近縁種はマジク)がすしネタなどで高級魚の脇を固める役目を果たしているのだそうだ。沖縄では、高級魚としてウミンチュから重宝される立派な本命魚。女性キャスターが「脇役とは何だか失礼な話ですよね」と笑って締めたが全く同感。比較的安価で市場に並ぶ高級魚の釣りは今が本番、秋の味覚を求めて各地の遊漁船は常連さんを中心に活気を帯びる。
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