那覇市の泊魚市場の2012年度上期の取扱量が2年連続で落ち込んだ。台風の影響が少なかった一昨年度上期に比べ、取扱量は12%減の3578トン、取扱金額は0・6%増の20億8900万円となった。1キロ当たりの平均市場単価は供給不足により15%増の584円となったが、取扱量の低迷を補うには至らなかった。市場を運営する県漁業協同組合連合会によると、キハダマグロやビンナガマグロなど大物は10%減の2980トン、小魚は21%減の598トンに落ち込んだ。
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