東京都は15日、住民基本台帳を基にした1月1日時点の1世帯当たりの人数が1・99人となり、統計が残る1957(昭和32)年以降で初めて2人を下回ったと発表した。23区だけでは2005年に2人を割り込んでいたが、市町村でも減少が進んだ。都の担当者は「町村部では高齢者夫婦の一方が先に亡くなり、一人暮らしになる世帯が増えている」と分析、孤独死を防ぐための対策をあらためて検討する。
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