農林水産省がサトウキビ農家に支払う2012年度の交付金額を1トン当たり1万6000円に据え置く方針を固めたことが21日、分かった。県やJAは500円の積み増しを要求していたが、交付金の財源となっている糖価調整制度の累積赤字が408億円に上り、制度運営の改善を求められていることから、認められなかった。農業関係者は「要求が認められず残念。ただ制度運営が厳しい中での価格維持は一定の評価はできる」としている。(照屋剛志)
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