JAおきなわが1日、合併10周年を迎える。県内28JAのうち、9JAが債務超過に陥っていた状況から、県単一JAとして設立。資金運用制限や人員削減など痛みを伴いながら合理化を推し進めた結果、10年間で経営の立て直しに一定成果を得ている。ただ、農産物価格の低迷や農家の高齢化に伴う後継者不足など沖縄農業を取り巻く環境は依然として厳しい。JAおきなわの新たな命題は財務面の改善から、本業の農業振興に本格的に移る。
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