東海沖から四国沖の海底にある溝状の「南海トラフ」で最大級の地震が起きた場合、関東から四国、九州の太平洋側の6都県23市町村で、満潮時の津波高が20メートル以上になる可能性があるとの推計を、内閣府の有識者会議が31日公表した。震度7の地域は10県153市町村に及ぶとしており、国や自治体は被害想定を見直し、今後の防災計画に役立てる方針。
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