【中部】1887(明治20年)~90年(同23年)ごろにかけて、沖縄県庁の農商課に提出されたとみられる納品・請求書や内国勧業博覧会の賞状・賞杯の受領書といった行政資料が、鹿児島県内の古民家の壁の中から見つかった。壁の下地材として使われており、焼却直前に左官工の男性が一部15枚を“救った”。研究者は、鹿児島出身の県庁の役人が持ち帰った可能性があると指摘。「沖縄戦で行政文書の多くが消失しており、非常に貴重。発見の経緯も非常にユニークだ」と話している。(平良吉弥)
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