日銀が2日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でマイナス4と、前回昨年12月調査と変わらず、2期連続のマイナスだった。最近の円高修正や株価上昇を受け、市場は改善を見込んでいたが、原油高などを背景に企業の慎重姿勢が根強いことが浮き彫りとなった。
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