北朝鮮が「衛星」と主張する長距離弾道ミサイルの予告期間に12日、入った。前日に迫った11日、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)や自衛隊員が配備された自治体は相次いで対策会議を開き、発射時の対応を最終確認するなど緊張が高まった。全国瞬時警報システム(Jアラート)の不具合があった那覇市では作動状況を点検。石垣市は、落下物など万一の事態に備え、体育の授業を午後の時間にずらすよう学校に指示した。一方、落下の可能性はまれだとして、冷静な対応を呼び掛ける自治体もあった。
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