沖縄戦の戦中戦後の混乱期に義務教育を受けられなかった未修了者に、中学教育の学び直しの機会を提供する県の支援事業で、2012年度に学び直しを希望した人が7人にとどまっていることが16日までに分かった。事業を実施する県教育庁義務教育課によると、対象者は推計約1700人。同課は希望者が予想より少ないことに、授業を継続して受けることへの不安などがあると推測、「来年度も募集があるので、情報をキャッチした周囲の人も(対象者に受講を)一押ししてほしい」と呼び掛けている。(新垣晃視)
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