沖縄電力(石嶺伝一郎社長)が27日発表した2012年3月期決算は、連結・単体ともに3年ぶりで増収減益となった。燃料費調整制度の影響で電灯電力料などが増加したものの、燃料費や減価償却費の増加、販売電力量の減少などが影響した。石嶺社長は、今後も燃料費増が見込まれるとして「12年度以降も厳しい状況が続く。聖域なき経営効率化を進め、財務体質を強化する。率先して役員報酬を5月から削減する」と述べた。
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