【八重山】石垣島で14年前に放流した雌のアオウミガメが今年4月、約2300キロ南にあるミクロネシア連邦ヤップ州の島に産卵のため上陸したことが26日までに確認された。標識を付けたカメを放流したNPO法人日本ウミガメ協議会付属黒島研究所(若月元樹所長)が今月22日、環境に関する国際機関の照会を受け、分かった。若月所長は「北太平洋西部の同種の回遊生態を解明する際の糸口になる」と期待した。
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