宅配事業大手のヤマトホールディングス(東京都)が、年内に那覇空港の全日空(ANA)国際物流貨物ハブ機能を使って、日本とアジアを結ぶ国際宅急便で翌日配達サービス事業に乗りだす。国内唯一の24時間通関体制と保税倉庫のある沖縄の物流特区を最大限に活用し、最大4日かかっていた配達日数を2日に短縮する。集荷の翌日には配達できるため、これまで取り扱いが難しかった冷凍・冷蔵の「国際クール宅急便」の展開も可能になった。「クール便」の国際間輸送は世界で初めてという。
↧