【ダマスカス共同=津村一史】アサド政権の反体制派弾圧が続くシリアの首都ダマスカスで11日までに、これまでにない激しい戦闘が始まり、シリアは全土で事実上の内戦状態に入った。調停役のアナン前国連事務総長が提案した「停戦」は12日で発効から2カ月だが、破綻は明白。反体制派は政権側への攻勢を強めており、犠牲者拡大が懸念されている。
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