沖縄戦の一般住民被害者とその遺族40人が15日、国を相手に謝罪と1人当たり1100万円の損害賠償を求める「沖縄戦被害・国家賠償訴訟」を那覇地裁に提起した。沖縄戦で旧日本軍が住民を守らなかったのは国民保護義務違反で不法行為に当たるなどとしている。弁護団によると、沖縄戦の被害者に対する賠償を求めて提訴するのは初めて。戦時の国や軍の行為に対する責任を問う初の訴訟ともなる。
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