【東京】日米両政府は19日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの日本国内での運用をめぐる安全確保策を日米合同委員会で合意する。米軍は20日以降に一時駐機先の岩国基地での機体整備や2週間程度の試験飛行に入り、10月中の普天間飛行場での本格運用に向けた準備を開始する。複数の関係者によると、普天間配備について米側は当初、今月28日を軸に2機ずつ計12機を順次移動する日程を想定。移動開始時期は流動的な要素もあるが、安全性への不安が解消されないままの配備強行に、県内世論の反発を招くのは必至だ。
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