東日本大震災の復興特別会計（復興特会）について、沖縄の国道防災対策を含む「全国防災対策事業」の使途をめぐり、指摘が相次いだことを受け政府は１２日までに審査に着手した。沖縄分は本年度約５６億円を計上。政府が定めた復興の基本方針に沿って予算計上された事業だが、「緊急性」や「即効性」の観点から妥当性をチェックすることになる。政府は次年度の予算編成に生かす考えで、国民への分かりやすい説明が求められそうだ。（東京支社・比屋根麻里乃）
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