30~40代に発症し、徐々に筋肉が衰え、県内特有とされる「沖縄型神経原性筋萎縮症」の原因となる遺伝子を国内の2研究チームがそれぞれ特定した。うち東京大学と徳島大学の研究では、特定のタンパク質が運動神経細胞に異常に蓄積していることも確認。このタンパク質の蓄積が難病の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と共通することから、「沖縄型」の病態解明が、難病の治療につながる可能性も出てきている。(新崎哲史)
↧