2米兵暴行事件を受け、連合沖縄(仲村信正会長)は18日、那覇市の県民広場前で緊急の抗議集会を開いた。加盟団体の関係者ら約50人が参加し「米兵の蛮行は許さんぞ」「基地は出て行け」などと気勢を上げた。仲村会長は「復帰40年、戦後67年、県民の命と人権が蹂躙(じゅうりん)されてきた。米軍は口を開けば綱紀粛正と言うが、兵隊心理は正常でないのは明らかだ」と指摘し、日米地位協定改定と、米軍基地の撤去を求める姿勢を強調した。参加者は同時に、米軍普天間飛行場へのオスプレイ配備撤回を求める街頭署名を展開。10万人を目標に据え、野田佳彦首相あてに(1)オスプレイの配備撤回(2)普天間の固定化を許さず、政府は駐留軍労働者の雇用対策に責任を果たし、早期に閉鎖・返還(3)名護市辺野古への新基地建設断念-を訴えていく。
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