米海軍兵による集団強姦(ごうかん)致傷事件を受け沖縄タイムス社は19日、2002年に神奈川県で米空母所属兵士に暴行され、米本国に帰った加害米兵を相手に裁判を起こし闘うキャサリン・ジェーン・フィッシャー氏(東京都在住)らを那覇市の本社に招き、緊急座談会を開いた。出席者らは、同日夜から始まった在日米軍の全軍人に対する夜間外出禁止措置の実効性を早くも疑問視し、兵員数削減、日米地位協定の抜本的な改定のほか、性犯罪被害者の公的支援の仕組みづくりを急ぐよう求めた。
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