沖縄銀行(玉城義昭頭取)は23日、来年3月末の金融円滑化法終了を見据えた「出口戦略」として、リサ・パートナーズ(東京都、田中敏明代表)、リサ企業再生債権回収(同、田口昌宏代表)の2社と業務協力協定を締結した。倒産状態にある会社を再建するため過剰な負債や不採算部門を切り離して、事業再生する。SPC(特定目的会社)を立ち上げ、地域特化型事業再生ファンド「おきなわスマイルファンド」を創設。リサ・パートナーズが同ファンドに出資し、沖銀から債権を買い取る。円滑化法終了を見据えたファンドの創設は県内で初めて。
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