沖縄総合事務局財務部(田中敏貴部長)が31日発表した2012年7~9月期の管内経済情勢報告によると、観光と雇用情勢が改善しているとして、県内景況は「緩やかに持ち直している」と3期ぶり(11年10~12月期以来)に判断を引き上げた。先行きは、人口・世帯数の増加を基調とした個人消費の堅調な推移に加え、観光も引き続き持ち直しの動きが続くとしている。ただ、中国経済の減速や欧州の景気悪化に伴う国内景気の下振れや、円高の動きを注視する必要があるとした。
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