政府は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設に必要な県知事に対する埋め立て申請を、12月16日投票の衆院選後に先送りする方針を固めた。関係筋が23日、語った。相次ぐ米兵事件などで米軍基地に対する沖縄県民の反感が強まる中で申請に踏み切れば事態がこじれると判断した。衆院選への悪影響を懸念する声も与党内にあった。
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