竹富町小浜島で建築中の黒糖(含みつ糖)製糖工場の指定管理者にJAおきなわ(砂川博紀理事長)が内定したことが10日、分かった。新工場は竹富町が保有し、同町とJAが今月末にも指定管理者協定を締結する。旧工場を経営していた小浜糖業は解散し、従業員は新工場に引き継がれる。ただ、新工場の建設は昨年末からの断続的な雨で3週間ほど遅延しており、操業の遅れに伴い、収穫期がずれ込み、サトウキビの糖度低下が懸念されている。JAは3月20日からの操業を目指し、早期完成に向け、急ピッチで工事を進めている。(照屋剛志)
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