ブラジル出身の県系3世、松茂良エンヒッキさん(22)=東京都=が、病気や事故で片脚や片手を失った人たちがプレーする「アンプティサッカー」の国内普及に奔走している。昨年のワールドカップに日本代表を出場させた仕掛け人の一人だ。「脚がなくてもサッカーはできる。激しさは健常者に負けない」と松茂良さん。パラリンピックの種目登録と出場を目標に、つえを操りゴールを目指す。(佐渡山倫子)
↧