県議会の議会基本条例等検討委員会(玉城義和委員長)は15日、協議を続けてきた「県議会基本条例」案を全会一致で決めた。県民の代表として議員が果たすべき役割や責務、議会への県民参加の推進、知事に対する監視機能などを明記しており、全国の都道府県議会で17番目の制定となる。沖縄独特の条項として「米軍基地に起因する諸問題への対応」を設け、基地内への立ち入り調査を求めるとした。議会改革を間断なく進めるため「議会改革推進会議」を設置することも盛り込んだ。
↧