趣味で自作した三線を弾き続ける「三線人生」を歩んで約40年。琉球民謡協会浦添支部理事の佐久川正次さん(58)=那覇市=が、立ち枯れした黒木で作った三線が評判だ。根っこをそのままの形で活用したこともあり、さおの上部は「竜」のよう。「寿龍」と名付けた独特な三線は、師匠や友人も「力強く、繊細な音色」と太鼓判を押している。(福里賢矢)
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