自然の迫力「竜」三線 佐久川正次さん
趣味で自作した三線を弾き続ける「三線人生」を歩んで約40年。琉球民謡協会浦添支部理事の佐久川正次さん(58)=那覇市=が、立ち枯れした黒木で作った三線が評判だ。根っこをそのままの形で活用したこともあり、さおの上部は「竜」のよう。「寿龍」と名付けた独特な三線は、師匠や友人も「力強く、繊細な音色」と太鼓判を押している。(福里賢矢)
View Article「辺野古は実質不可能」知事意見骨子が判明
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向け、沖縄防衛局が提出した環境影響評価(アセスメント)の評価書に対し、県は16日までに知事意見の骨格を固めた。地元の反発が強い辺野古移設は「事実上不可能」とした上で、国が評価書で示した措置についても「環境保全は不可能」と指摘する厳しい内容となった。代替飛行場の建設分に関する意見書は、防衛局に20日提出する。(金城珠代)
View Article首相、在沖海兵隊の岩国移転を否定
野田佳彦首相は17日午前の衆院予算委員会で、在日米軍再編見直しをめぐり在沖縄米海兵隊の一部を米軍岩国基地(山口県岩国市)に移したいとの米側の打診に関し「日米間で協議しておらず、岩国にお願いするつもりはない」と述べ、岩国移転を否定した。既に玄葉光一郎外相、田中直紀防衛相も同様の見解を山口県、岩国市側に伝えている。予算委で首相は、26、27両日に就任後初めて沖縄を訪問する意向を正式に表明した。
View Article喜劇王チャプリンの出生に謎
【ロンドン共同】英情報機関、情報局保安部(MI5)が1950年代、共産主義思想との密接な関連を疑う米国の依頼で、英国の喜劇王チャールズ・チャプリンの素性調査を行ったものの、出生記録を確認することができなかったことが17日、機密指定を解かれた英公文書で分かった。
View Article検察官調書採用せず 小沢氏公判
資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表小沢一郎被告(69)の第14回公判が17日、東京地裁(大善文男裁判長)であり、石川知裕衆院議員(38)らが元代表に虚偽記入を「報告し、了承を得た」と認めた検察官調書を証拠採用しないことを決めた。
View Articleマック新OSは「マウンテンライオン」
【ニューヨーク共同】米アップルは16日、パソコン「マック」向けの次期基本ソフト(OS)の概要を発表した。人気の携帯電話「iPhone(アイフォーン)」や多機能端末「iPad(アイパッド)」の機能を取り込み、利便性を高める。今年夏に導入する。
View Article網走で流氷接岸初日 史上3番目の遅さ
北海道の網走地方気象台は17日、オホーツク海の流氷が接岸して船舶が航行できなくなる「接岸初日」を網走市で観測したと発表した。平年より15日、昨年より19日遅く、1959年の統計開始以来3番目の遅さ。
View Article被災酒蔵が新酒販売 復興一号と弐号
東日本大震災の津波で酒蔵が大きな被害を受けた岩手県宮古市の「菱屋酒造店」が、震災後に初めて仕込んだ新酒「千両男山 復興一号」を1月から販売している。被災者と共に復興の道を歩もうと名付けた。2月からは純米酒「復興弐号」も売り出し、全国から注文が相次いでいる。
View Article一円玉、43年ぶり製造なし
独立行政法人造幣局は17日、2011年は一般に用いられる一円玉、五円玉、五十円玉の製造がなかったことを明らかにした。市中への流通向けの一円硬貨が製造されなかったのは43年ぶりで、五円と五十円硬貨は2年連続。コンビニなどで電子マネーによる決済が広がり、少額硬貨の需要が減少していることが背景にある。
View Article関電全11原発停止へ 高浜3号機定検入り
関西電力は17日、高浜原発3号機(福井県高浜町、87万キロワット)が20日深夜に定期検査に入り、21日未明に原子炉を停止させると発表した。関電が福井県内に抱える11基の原発全てが止まる。
View Article国家公務員給与を削減 11年4月から6千億円
民主、自民、公明3党の政調会長は17日午後、国会内で会談し、国家公務員給与削減に関する合意文書に署名した。給与0・23%の引き下げを求めた人事院勧告(人勧)を2011年4月にさかのぼって実施した上で、12、13両年度は人勧を含め平均7・8%を減額する。民主党が削減実現を優先し自公両党に譲歩した形で、臨時特例法案は月内に成立する。
View Article総事局が被災者応援 海洋博招待など
沖縄総合事務局は3月12日から「絆(きずな)・東日本応援プログラム」を展開する。東日本大震災の被災者支援が目的で、沖縄への避難者や被災地在住者を海洋博記念公園に無料招待するほか、同事務局で震災の写真展やDVD上映会を実施する。4月8日まで。
View Article[オーストラリア]県からMICE環境視察団
【浦崎政美通信員】オーストラリアのMICE環境を調査するため、沖縄からの訪問団が、1月16日から10日間、シドニーやブリスベーン、メルボルンを訪れた。訪問団は、県観光振興課主任金城達雄さん、県企業立地推進課主任久高将国さん、沖縄コングレ株式会社のジョンソン美枝さんと照屋依子さんの4人。
View Article[ブラジル]母の形見鍋 海越え3代愛用
【堀江剛史通信員】「この鍋を見ると、終戦と母を思い出す」―。佐辺早苗さん(71)=大宜味村出身=は1個のステンレス製の鍋を大切そうに見つめた。直径25、高さ17センチに「私の人生が詰まっている」。
View Article日ハム選手が園児とサンゴ植え付け 宜野湾
【宜野湾】海の生態系を回復しようと、「サンゴ礁再生プログラム」が15日、宜野湾マリン支援センターで開かれた。キャンプ中の北海道日本ハムファイターズ選手や保育園児、日本ハムグループ社員ら約70人が参加、サンゴを植え付けた。
View Article「LRTで暮らしに変化」富山市長ら実例介
LRT(新型路面電車)について学ぶワークショップ(主催・トラムで未来をつくる会)が19日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれた。LRTなど公共交通を軸にした先進的なまちづくりを進める富山市の森雅志市長や、国内外でLRT車両を受注する近畿車輛社の南井健治氏が講演し、国内外でのLRT最新事情について語った。
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