政府は17日午前の閣議で、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革大綱を閣議決定した。現行5%の消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%に引き上げると明記し、増税前の衆院議員定数80削減なども盛り込んだ。政府は3月末までの国会提出に向け消費税増税関連法案の作成作業を進める。野田佳彦首相は来週早々にも野党に重ねて協議を呼び掛けるが、野党は応じない構えで、同意を得られないままの関連法案提出となる可能性が高い。
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