県が識名トンネル建設工事の補助金を不当に受給した問題で、国に返還する5億8千万円の予算を盛り込んだ2月補正予算案を審議した県議会予算特別委員会(渡嘉敷喜代子委員長)の野党委員は2日、返還金を削除した修正案を5日の採決時に提案する方針を確認した。ただ、民主党は修正案への賛否について「当日まで熟慮する」と判断を保留している。与野党の委員構成上、予算委では修正案が可決される見通し。7日の本会議で各会派の判断が焦点になる。
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