東京電力福島第1原発事故の影響で、県内の学校給食に使う米が不足する懸念が出ている。事故後、全国で汚染の不安が少ない西日本産に需要が殺到。県学校給食会は、県内産米を含め確保に手を尽くしているが「大手メーカーが買い占め、入手は厳しい」(同会)状況だ。このままいくと全体の2割近くの約300トンが不足し、ご飯メニューが夏の約3カ月間、消える可能性がある。(儀間多美子)
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