嘉数道彦作、演出の組踊「十六夜朝顔」が10日、東京の国立劇場開場45周年記念「組踊と創作舞踊―おきなわ芸能の今、そしてこれからⅣ」で上演される。同劇場によると、戦後に創作された組踊としては「真珠道」「遁ぎれ、結婚」(ともに大城立裕作)以来3作目で、戦後生まれの作者による作品は初めて。県内の上演では、照明効果で月夜を表すなどの演出を加えたが、東京では「より伝統組踊に近い様式で上演する」と嘉数。立方、地謡の表現力が試される舞台となりそうだ。
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