実在する企業の未公開株の購入を2002年に県内の3人に持ち掛けて現金計4800万円をだまし取ったとして、詐欺罪で強制起訴された投資会社代表の男性(60)=南城市=の判決公判が14日、那覇地裁であった。鈴木秀行裁判長は、無罪(求刑懲役7年)とする判決を言い渡した。09年5月に導入された検察審査会の起訴議決制度が適用された全国初の判決。検察官役の指定弁護士は控訴する方針を示した。
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