【平安名純代・米国特約記者】米空軍が南西部ニューメキシコ州のキャノン空軍基地で計画していた垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ(空軍仕様)の低空飛行訓練計画が棚上げされていたことが11日までに分かった。アフガニスタンなどの戦地を想定し、夜間に低空飛行を繰りかえす同計画について、地元住民らが強く反対。環境審査(EA)の段階で計画の中止を求める意見が多数寄せられたため、空軍側は訓練そのものの必要性を再検討する必要があると判断し、計画の棚上げを決定した。
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