米軍普天間飛行場の移設に向けた環境影響評価(アセスメント)について、沖縄防衛局は2006年度からの6年間で計34件の調査事業を発注し、委託業者との契約総額は計86億1410万円に上ることが13日、分かった。防衛省OBの天下りが明らかになっている5社が全体の93・4%(80億4450万円)を受注し落札率が90%を超えた入札は26件(76・5%)あった。専門家は「日本で最も高額なアセスで、業者との関係を疑われても仕方がない」と指摘している。
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