県内外のソフトウエア開発7社でつくる「TIDAコンソーシアム」が構築する、自動車やデジタル家電などに組み込まれるソフトウエアを利用者の苦情や要望を反映して改良する検証システムが、経済産業省の「ソフトウエア品質監査制度(仮称)」に導入される見通しであることが分かった。利用者の声を反映した検証システムは世界でも例がなく、制度の国際標準化を目指す同省がTIDAのシステムに着目した。導入が具体化すれば、国内外のソフトウエア開発企業が利用する可能性が高い。(仲田佳史)
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