社説[12月16日衆院選]政治をリセットせよ
野田佳彦首相が14日午後の党首討論で16日に衆院を解散すると表明したことを受け、政府・民主三役会議は、選挙日程を12月4日公示、同16日投開票とすることを決めた。
View Article米兵侵入傷害:「人ごとじゃない」読谷村民怒り
【読谷】米兵の住居侵入傷害事件に抗議する14日の読谷村民大会。参加者は「人ごとじゃない」「米兵は出ていけ」と口々に訴え、生活の場で発生した事件に怒りの声を上げた。一方、被害に遭った男子中学生(13)も大会にコメントで参加。「犯人には、しっかり罪を償ってほしい」という願いが読み上げられると、会場は大きな拍手を送り、中学生の切実な思いを共有した。
View Article泡瀬で浚渫開始 国が本年度埋め立て工事
【沖縄】沖縄市の泡瀬沖合埋め立て事業(東部海浜開発事業)で14日、作業船が海中の土砂を掘り下げ、埋め立て地に運び込む様子が確認された。事業主体の沖縄総合事務局は、本年度の浚渫(しゅんせつ)と土砂搬入を11日に開始したと明らかにした。
View Article平安座原油流出:ベンゼン基準値25倍検出
【うるま】うるま市与那城平安座の石油会社沖縄ターミナル原油流出事故で、原油がむき出しになっている貯蔵タンク付近から、大気汚染防止法に基づく環境基準値の25倍を超えるベンゼンが検出された。10~11日の検出結果で、同社が14日、発表した。14日現在、タンク付近で原油の移送作業に当たった社員らの身体に影響があったとの報告はないという。
View Articleオスプレイ:夜間飛行また違反 2日ぶり訓練
【中部・北部】米軍普天間飛行場に強行配備された垂直離着陸機MV22オスプレイは14日午後、2日ぶりに訓練を再開した。この日はのべ7機が訓練を実施し、航空機騒音規制措置で定めた午後10時を23分間超える夜遅くまで訓練が続いた。
View Article本部アセローラ 販路拡大へ研究会設立
【本部】本部町と同町のアセローラ農家39農家でつくる熱帯果樹研究会とイオン琉球、イオンリテールが14日、本部町アセローラ果実販売研究会を設立した。今後、4者が連携して、販売支援体制の構築や全国規模での周知を目指す。
View Article海づくり大会:天皇警護に警官3000人
第32回全国豊かな海づくり大会で来県する天皇皇后両陛下や要人らの警護に向けて、全国から警察官の沖縄入りが本格化している。期間中、県警を含めた警備態勢は約3千人を予定。天皇ご夫妻や要人が17~20日にかけて大会会場の糸満市や視察先の恩納村、久米島町に足を運ぶため、広範囲にわたり厳重な警戒態勢が続き、県内は物々しい空気に包まれそうだ。
View Article被災地支援紙芝居 「故郷」にも届けよう
沖縄で生まれた紙芝居を、被災地のほか県内の学校などに届けようと、「スターリィマン紙芝居プロジェクト」が全国に協力を呼び掛けている。これまで東日本大震災の被災地の子どもに約300セットを贈ってきたが、紙芝居が作られた沖縄も新たに対象に加えた。
View Article衆院選:審判へ 県民冷ややか
野田佳彦首相が、ついに年内解散、総選挙を決断した。政権交代から3年余り、沖縄に負担を強いる基地政策は結局変わらず、子ども手当は不完全なまま。公約に無かった消費増税は決めた。審判を下す機会が巡ってきたが、政界とは対照的に、県民に高揚感はない。「どうせ足の引っ張り合い」「選挙で暮らしは変わらない」と冷めた声が次々に上がった。東日本大震災の被災地にも、不信感が満ちた。
View Article本部で芝管理のプロ養成 県「芝人事業」始まる
【本部】芝管理の専門家を育てる県の「芝人(しばんちゅ)養成事業」が町内で始まった。国内外のサッカーチームのキャンプを誘致しようと、本年度予算で約3千万円を計上、5人が研修を受けている。
View Article「米兵は罪を償って」 読谷村民大会に900人
【読谷】読谷村内で発生した米空軍兵(24)による住居侵入傷害事件に抗議する緊急村民大会(主催・同実行委員会)が14日夜、村文化センター鳳ホールで開かれた。主催者発表で900人が参加し、被害者への謝罪や日本側への早急な身柄引き渡しなどを求める決議を採択。米軍に脅かされることなく、安心して暮らせる村を全力でつくる決意を示した。
View Article衆院選:県内14氏が立候補予定
衆院総選挙が12月16日投開票と決まったことを受け、沖縄4選挙区でも選挙戦が本格化する。14日時点で14氏が立候補の意思を示すか、検討している。自民、社民、共産、国民新、国民の生活が第一の所属候補はすでに公認や内定を得ているが、政権与党の民主党は公認候補が一人も決まっておらず、調整が難航している。
View Article県産品、中国ネットショップへ出品増
中国政府系銀行カード連合「中国銀聯カード」保有の会員6億人を対象にした公式オンラインショッピングモール「日本館」を活用して、県産品の販路開拓を目指す県内事業者が増えつつある。同モール内にことし3月、県産品を扱う「沖縄如意百貨商店」が開設され、現在県内30社が塩や泡盛、コスメ商品など135品を出品している。
View Article「公衆無線LAN整備を」沖縄観光の課題講演
【台北市で粟国雄一郎】台湾を訪れている沖縄タイムス社の海外視察は14日、台北市内のホテルで開かれた講演会で、台湾から見た沖縄の観光地としての課題や台湾と沖縄のビジネス交流の現状などについて学んだ。沖縄から視察に参加している31社の45人が聴いた。講演したのは、沖縄観光コンベンションビューロー台北事務所の林秀佳所長代理と県産業振興公社台北事務所の糸数勝範所長。
View Article衆院選:県経済界「早期の政権安定を」
野田佳彦首相が16日に衆院を解散し、来月16日に総選挙の実施を決めたことを受け、県経済界からは、早期の政権安定化を求める意見や那覇空港滑走路の増設など沖縄振興施策の着実な執行、米軍基地問題の解決などについて強い指導力を発揮する政権体制の構築を望む声が上がった。
View Articleジェンダーの経験談募る きょうから「目安箱」
セクシュアルマイノリティー(性的少数者)が生きやすい社会をつくることを目的に活動している「レインボーアライアンス沖縄」(砂川秀樹代表)は、15日から12月15日までの1カ月間、「ジェンダー目安箱」を設ける。職場や学校での性別役割やセクシュアルマイノリティーに関する経験談を募集し、日常にあるジェンダーの見直しに役立てる。
View Articleいい夫婦の日はヨモギで 県内2菓子店参加
ヨモギの花言葉は「夫婦愛」「決して離れない」。22日の「いい夫婦の日」を前に、ヨモギを使ったお菓子で日頃の感謝の気持ちを伝えようと、全国の菓子店が呼び掛けている。県内では2店舗が賛同した。
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