防衛相、北朝鮮「衛星」で準備命令
田中直紀防衛相は２７日午前、長距離弾道ミサイルの発射実験とみられる北朝鮮の「衛星」打ち上げに関し、日本領域に落下する事態に備え、自衛隊に「準備命令」を発出した。自衛隊はこれを受け、地対空誘導弾パトリオット（ＰＡＣ３）と、海上配備型迎撃ミサイル（ＳＭ３）搭載のイージス艦の展開に向けた作業に着手した。
View Article地震発生後５分で発表 長周期地震動の防災情報
気象庁は２７日、大規模地震の際、震源から離れた場所でも高層ビルなどを大きく揺らす「長周期地震動」の防災情報の在り方について基本方針を決めた。第１報は地震発生後５分を目標に発表するなどの内容で、有識者らの検討会（座長・翠川三郎東京工業大教授）に報告、了承された。
View Article国家公務員採用６割減へ最終調整
政府は２７日、国家公務員の２０１３年度新規採用を０９年度比で平均約６割削減し、計３４００人程度とすることで最終調整に入った。川端達夫総務相らが各府省と詰めの協議を行い、３０日の閣議決定を目指す。
View Article県が知事意見を提出 普天間移設アセス
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、沖縄防衛局が提出した環境影響評価（アセスメント）評価書の埋め立て事業分について、県は２７日、３６項目４０４件にわたる仲井真弘多知事名の意見を事業者の同局へ提出した。
View Article米最高裁、法廷のツイッター速報は禁止
【ニューヨーク共同】２６日始まった米医療保険改革をめぐる連邦最高裁審理で、米メディアは最高裁に法廷内のテレビ中継許可を求め、短文投稿サイト「ツイッター」での速報も狙ったが、最高裁は「電子機器は一切禁止」とした。ニューヨーク・タイムズ紙が伝えた。一方、最高裁は閉廷後間もなく審理の音声をウェブサイト上で提供した。
View Article謝罪でも腹の虫治まらず 名大などが分析
謝罪は怒った相手の攻撃しようとする気持ちを抑える効果はあるが、不快感までは軽減できず、相手の腹の虫は完全には治まらない―。科学技術振興機構や名古屋大、東京大の研究グループが「怒り」を心理テストのほか、脳波や心拍数、指先の汗で分析し、こんな結果を２７日までに発表した。
View Article国交省、がれき活用へガイドライン
国土交通省は２７日、東日本大震災で発生したがれきや津波で海から陸上に打ち上げられた残留物のうちコンクリートくずや土砂について、放射線や有害物質による汚染がなく一定の品質基準を満たせば、宅地の造成に有効活用できるとするガイドラインをつくった。
View Article消費増税法案、午後了承へ
民主党は２８日未明、社会保障と税の一体改革に関する合同会議で、消費税増税関連法案の修正を前原誠司政調会長に一任した。同日午後、政調役員会を開き同法案修正案の閣議決定を了承する。前原氏は会議で法案付則の「景気条項」に「経済成長率の名目３％、実質２％」の努力目標を盛り込んだ最終修正を提示、押し切った。反対派は議論打ち切りに強く抗議、今後も抵抗を続ける構えだ。
View Article被災地につなぐ千羽鶴 西崎中・長田さん
【糸満】東日本大震災の被災地や県内避難者への支援活動を続ける西崎中学１年の長田唯亜さん（１３）に「早く平穏な日々が来ますように」とメッセージを添えた千羽鶴が届けられた。支援活動に携わりながらも他界したという県内の女子高校生が作ったもので、その母親から新品の鉛筆と共に託された。
View Article最も早い一番茶 風味も一番じゃ
【名護】全国に先駆けて、県内では一番茶の収穫が始まっている。名護市呉我のＪＡおきなわお茶生産部会の名護嵐山茶園では２７日、農家が一番茶を収穫し、ＪＡ職員が畑に隣接する加工施設で焙煎（ばいせん）した。
View Article埋め立て申請年末か 補正に半年見込む
【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、政府が仲井真弘多県知事に提出予定の公有水面埋め立て許可申請が、年末にずれこむことが２７日分かった。同日提出された辺野古移設の環境影響評価（アセスメント）評価書の公有水面埋め立てに対する知事意見を受け、防衛省は指摘部分の再調査や有識者による省内での研究を検討しており、補正作業に半年程度の期間が必要と見込んでいる。
View Article津波避難先は海抜５メートル超 県防災計画
県防災会議（会長・仲井真弘多知事）は２７日、東日本大震災を受け、津波到達時間を考慮した高台への住民避難体制、観光客の避難誘導などを盛り込み、大幅に見直した県地域防災計画を全会一致で承認した。避難先について「少なくとも海抜５メートル以上のより高い場所」などと具体的な海抜数値を初めて明記した。計画は同日施行した。
View Article県民所得０.５％増 ０９年度
県企画部統計課は２７日、２００９年度県市町村民所得の概要を公表した。県民所得総額は２兆８２６５億円で、前年度比０・５％増となり４１市町村中、２９市町村が前年度を上回った。１人当たり県民所得は最高が北大東村の３９８万９千円で、南大東村（３５９万３千円）、渡名喜村（２９９万８千円）などが続いた。最も高い伸びを示したのは雇用者報酬が増えた東村（１６・１％）だった。
View Article泡盛ブーム「終息」 生産・出荷７年連続減
県酒造組合連合会（佐久本武会長）は２７日、２０１１年の琉球泡盛の生産・出荷量を発表した。度数３０度に換算した生産量は前年比１１・３％減の２万６０５キロリットル、出荷量も３・９％減の２万１３１１キロリットルで、いずれも７年連続で減少した。
View Articleオリックスが井川獲得 ６年ぶり日本復帰
オリックスが、昨季限りで米大リーグのヤンキースと５年契約が切れた元阪神の井川慶投手（３２）を獲得することが２８日、明らかになった。６年ぶりの日本球界復帰で、午後に正式発表される。
View Article大関鶴竜が誕生 「観客喜ぶ相撲目指す」
日本相撲協会は２８日、大阪府立体育会館で夏場所（５月６日初日・両国国技館）の番付編成会議と臨時理事会を開き、東関脇鶴竜（２６）＝本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋＝の大関昇進を正式に決めた。新大関の誕生は昨年九州場所後の稀勢の里以来で、夏場所は史上初の６大関となる。
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